高 複雑度
RISEN Framework
Role · Instructions · Steps · End Goal · Narrowing
複数ステップの企業タスク向けに設計されたフレームワーク。Narrowingフィールドで、AIの出力を軌道から外さず制約内に収める。
- 定義
- RISENフレームワーク(Role · Instructions · Steps · End Goal · Narrowing)は、AIへのリクエストを5個の項目に分解するプロンプトエンジニアリング構造です。順序立ったステップを伴う企業のワークフローに最適です。
5つの項目
1
Role
このタスクでAIが担うべき専門家としての役割。
2
Instructions
AIがタスクにどう取り組み、実行すべきかを示す明確な指示。
3
Steps
AIが順番に従うべき、一連のステップ。
4
End Goal
達成したい最終的な成果物や結果。
5
Narrowing
制約・除外事項・ガードレール — AIがしてはいけないこと、含めてはいけないこと。
実例
シナリオ: 競合分析レポートを作成する
RISENプロンプト
Role: シニア市場アナリスト。Instructions: マルチLLMツール市場を客観的に分析する。Steps: 1) 上位5社の競合をリストアップする、2) 機能を比較する、3) ギャップを特定する。End Goal: 実用的なインサイトを含む構造化されたレポート。Narrowing: ユーザー数1000人未満のツールは含めない。2023年以降にローンチされたツールに絞る。
RISENを使うべき場面
適している用途
- ✓順序立ったステップを伴う企業のワークフロー
- ✓特定の実行順序が求められる複雑なプロセス
- ✓出力に厳格な制約が必要なタスク
- ✓複数段階にわたる調査・分析タスク
適していない用途
- ✗単純な一問一答の質問(APEやRTFを使用)
- ✗トーンや文体に焦点を当てたタスク(CO-STARを使用)
- ✗制約が品質を下げてしまう創作的な文章作成
よくある質問
RISENとは何の略ですか?
RISENはRole、Instructions、Steps、End Goal、Narrowingの略で、順序立った複数ステップの企業タスクのために設計されたフレームワークです。
Narrowingフィールドは何が便利なのですか?
Narrowingフィールドを使うと、除外すること・避けること・守るべき範囲といった明確な制約を定義できます。これにより、AIが話題から逸れたり、無関係な内容を含めたりするのを防げます。
SPECSではなくRISENを使うべきなのはどんなときですか?
タスクに明確なステップの順序がある場合はRISENを使いましょう。固定された順序のない複雑な技術要件を定義する必要がある場合はSPECSを使いましょう。