重要なポイント
- RTX 4090: 575W。1200W PSU、優秀なケース気流が必要。
- RTX 4080: 320W。850W PSU、良好な気流。
- RTX 4070 Ti: 290W。750W PSU、適切な気流。
- M5 Max Mac: 推論時25~35W(極めて効率的)。
- 24時間実行コスト: RTX 4090 = ¥5,200~7,000/月、RTX 4070 Ti = ¥2,400~2,800/月。
- 2026年4月時点、冷却は重要。不十分な気流はライフスパン短縮と性能スロットル化。
GPU推論用電力消費量は?
GPUの電力消費は仕様の「TDP」によってリスト。実際の推論負荷はしばしばピークTDP下(通常50~80%)。
- RTX 5090 (575W TDP): 最高性能GPU。32GB GDDR7。負荷下575W。1200W+ PSU推奨。¥5,200~7,000/月(@¥25/kWh、24/7)。
- RTX 4090 (575W TDP): 2024-2025モデルの頂点。24GB VRAM。負荷下575W。1200W PSU必須。¥5,200~7,000/月。
- RTX 4080 (320W TDP): 中高性能。12-16GB VRAM。負荷下320W。850W PSU十分。¥2,800~3,600/月。
- RTX 4070 Ti (290W TDP): 均衡型。12GB VRAM。負荷下290W。750W PSU十分。¥2,400~2,800/月。
- M5 Max Mac (30W total): MacBook Pro/Studio。推論時25~35W。標準AC電源。¥150~200/月(極めて効率的)。
ローカルLLM PC総電力消費量は?
システム総電力 = GPU + CPU + ストレージ + クーラー + マザーボード。GPU負荷下、システム総電力はGPU TDP比120~140%。
- RTX 4090構成: GPU 575W + システム 100~150W = 675~725W 総計。1200W PSU。実効率 ~85%。
- RTX 4080構成: GPU 320W + システム 80~100W = 400~420W 総計。850W PSU。
- RTX 4070 Ti構成: GPU 290W + システム 70~90W = 360~380W 総計。750W PSU。
- M5 Max MacBook Pro: 全システム 25~35W(GPU + CPU + 画面)。標準USB-C電源。
- 冷却目安: PCU総消費量の~10~15%を追加冷却(液冷、高風量ファン)に想定。RTX 4090で追加~70W冷却電力。
24時間ローカルLLM実行コストは?
月間電力コスト = 総電力(W) × 24h × 30d ÷ 1000 × 電力料金(¥/kWh)。日本2026年4月: ¥25/kWh平均。
- RTX 4090 24/7: 700W × 24h × 30d ÷ 1000 × ¥25 = ¥5,040/月。年間¥60,480。
- RTX 4080 24/7: 410W × 24h × 30d ÷ 1000 × ¥25 = ¥2,952/月。年間¥35,424。
- RTX 4070 Ti 24/7: 370W × 24h × 30d ÷ 1000 × ¥25 = ¥2,664/月。年間¥31,968。
- M5 Max Mac 24/7: 30W × 24h × 30d ÷ 1000 × ¥25 = ¥180/月。年間¥2,160(極めに低コスト)。
- 実際利用(10h/日): RTX 4090 = ¥1,680/月、RTX 4080 = ¥984/月、M5 Mac = ¥60/月。
ローカルLLM推論に必要な冷却は?
冷却不十分はGPU寿命短縮と性能低下(スロットル)を招く。RTX 4090など高TDP GPUはケース気流とアクティブ冷却が重要。
- ケース要件: 最低200CFM前方吸入、150CFM後方排出。RTX 4090には400CFM+推奨。
- GPU温度目安: 推奨<80℃。常時>85℃はスロットル開始、>92℃は危険。M5 Macは50~65℃(効率的)。
- 冷却パッド/液冷: 外部液冷ループで5~15℃改善。高性能ゲーミングケースで10℃改善も可能。
- 電源: TDP 1200WのGPUには1500W電源推奨(供給余裕)。1200W最小。
- 消耗品: フィルター毎月清掃。ファン軸受オイル年1回補給計画。
クイック事実
- RTX 5090: 575W TDP、32GB GDDR7。¥5,200~7,000/月(¥25/kWh)。最高性能。
- RTX 4090: 575W TDP、24GB VRAM。同月コスト。2024~2025頂点。
- M5 Max Mac: 30W 推論。¥150~200/月。10倍効率。
- PSU: RTX 4090 1200W、RTX 4080 850W、RTX 4070 Ti 750W、M5 Mac 96W。
- 冷却: RTX 4090 <80℃維持。M5 Mac不要(一体冷却)。
- コスト対比: RTX 4090年¥60K vs M5 Mac年¥2K。30倍差。
一般的ミス
- RTX 4090を650W PSUで接続。PSU容量不足、クラッシュリスク。1200W最小。
- ケース気流対策なし。GPU >90℃スロットル、性能半減。
- 冷却ファン逆向き設定。熱籠り。前吸後出確認必須。
- 予算モニタリング忘れ。電力スパイク、火災リスク。スマートメーター推奨。
地域別電力コスト
2026年4月時点の代表的電力料金。
- 日本: ¥25/kWh。RTX 4090 = ¥5,040/月。
- 米国: $0.12/kWh (平均)。RTX 4090 = $60~70/月。
- ドイツ: €0.35/kWh。RTX 4090 = €87~100/月。
- 中国: ¥0.60/kWh(産業電力)。RTX 4090 = ¥252/月(最低)。
電力・冷却FAQ
RTX 4090を通常650W PSUで動作可?
いいえ、危険。RTX 4090 575W + システム 150W = 725W。650W PSU電圧ドロップ、クラッシュ。1200W推奨。
RTX 4090実際月額電力コストは?
¥25/kWh で ¥5,040/月(24/7)。実際利用10h/日なら ¥1,680/月。米国$0.12/kWh: $60~70/月。
M5 Max Macは本当に30W?
はい。推論時25~35W総消費。RTX 4090 575W比 約20倍効率。ただし処理速度はNVIDIA比低め。
GPU温度80℃超は危険?
はい。80~85℃でスロットル開始。85℃以上は性能低下。寿命も短縮。液冷で5~15℃改善可。
RTX 4090ケース購入時気をつけることは?
ケースCFM ≥300(前吸)推奨。RTX 4090専用ケースモデル確認。マザーボードレイアウト確認(GPU広い空間)。
パワーリミット(power limit)で電力削減可?
はい。-20% リミット設定で 460W に削減、40%電力削減。性能 ~10% 低下のみ。
24時間推論と間欠推論の電力差は?
24/7: ¥5,040/月。8h/日: ¥1,680/月。2h/日: ¥420/月。使用パターンで40倍差。
M5 Pro vs M5 Max 電力差は?
M5 Pro: 25~30W。M5 Max: 30~35W。差わずか。M5 Max VRAM多い方が有利(推奨)。
クーラーLLC(液冷)の平均寿命は?
クローズドループ: 3~5年。オープンループ: 6~10年。年1回 冷却液チェック。
情報源
- NVIDIA RTX 5090 & 4090 仕様データシート
- Apple M5 Max エネルギー効率テスト (Apple.com)
- 日本2026年電力料金 (TEPCO、関電、東電)